「SUWA×文楽」事業は2022年秋に、諏訪地域の関係寺院や博物館が共同実施した「諏訪神仏プロジェクト(」諏訪上下社神宮寺由来仏像一斉公開)の関連イベントとして、岡谷市照光寺を会場にユネスコ無形文化遺産にも認定されている人形浄瑠璃 文楽『本朝二十四孝』の公演を信州アーツカウンシル助成事業の支援を受け実施しました。
3年目となる2024年度には、信州アーツカウンシル助成金に加え、クラウドファンディング、その他賛助金も含め、多くの方々からの温かいご支援により諏訪湖畔・八重垣姫像前の「屋外ステージ」での公演に加え、照光寺本堂での公演と多岐にわたる事業展開となりました。
念願の屋外公演では、諏訪圏青年会議所主催の「諏訪圏フォーラム2024」のメインフォーラムとして、大昔調査会が企画・実施しました。物語の舞台となる諏訪湖を背景に、湖中にある八重垣姫像前の屋外舞台で人形浄瑠璃文楽『本朝廿四孝 奥庭狐火の段』が上演され、350名を超える観衆を集めました。
また、物語の登場人物である武田勝頼の念持仏と伝わる「秘仏・千手観音菩薩立像」を所蔵する照光寺本堂で「奥庭狐火の段」の前段にあたる「十種香の段」を上演できたことは、過去3年にわたる照光寺公演の集大成と位置づけられます。
この「SUWA×文楽」事業は、地域の歴史と文化を文楽という形で表現し、多くの人々に感動と体験を提供することができました。
